会社員・バイト時代は、
池袋西口の喫茶店で集まっていた
高校の時に同じラグビー部だった星山と金は、卒業後も連絡を取り続けていた。お互いの職場が近く、週2くらいでお昼を一緒に食べて、日々のことや、何かビジネスを始めてみたい思いなどを話していた。振り返れば、この時からSSマーケットが始まっていたのかもしれない。その後、星山は退職し、実家の手伝いをしていたが、どことなくつまらなく感じていた。「何か面白いビジネスをやってみたい」。父親に話してみると「お前じゃ出来ないよ」と言われ、逆にどこまでやれるか見せてやろうと火がついた。それから毎日のように金と話し合った。パソコンのレンタルがいいのではという話が出て、どうせやるならと、会社を立ち上げることを決めた。