ニュースリリース
SSマーケット、東京大学大学院工学系研究科 木見田研究室とサーキュラーエコノミーに関する研究を推進 ―PCリユース事業における環境性・経済性評価のためのシミュレーション技術を共同研究―
株式会社SSマーケット(本社:東京都八王子市、代表取締役 星山 常進)では、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 木見田研究室とサーキュラーエコノミーに関する研究を推進していることを発表します。
■研究の背景
日本では、海外とは異なり、情報漏洩を懸念して、再利用が可能な状態でも破棄するケースが一般的です。特にPCに関しては、循環型経済の考え方がまだ一般的ではないと言えます。弊社では、サーキュラーエコノミーや製造業のサービス化などの多数の研究を行っている東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 木見田研究室と共同研究を行うことによって、学術的な観点からもPCリユース事業の環境的な重要性を明らかにします。
■研究の目的と内容
PCリユース事業における環境性・経済性評価のためのシミュレーション技術の開発を目的とし、ターゲットセグメントの決定や、製品調達、価格設定などを支援するためのシミュレーション技術を開発します。共同研究の推進において、弊社はシミュレーションモデルの構築に必要なデータを提供し、また、プログラムの分析を行うための共同研究員を派遣します。
■木見田康治氏 略歴
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻・特任准教授.博士(工学).
2011年首都大学東京大学院システムデザイン研究科博士課程修了.
日本学術振興会 特別研究員(PD),東京理科大学工学部第二部・助教,東京都立大学システムデザイン学部・助教,東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻・特任講師を経て,2024年より現職.主としてCircular Economy,製造業のサービス化(Servitization,Product as a Service,Product-Service Systems),サービス工学,設計工学の研究に従事.
・東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 木見田研究室のウェブサイト
https://ce-design.t.u-tokyo.ac.jp/index.html
■木見田康治氏よりコメント
サーキュラーエコノミーでは、製品を価値の高い状態で循環させることが重要です。本研究では、新品・中古PCのリユース、レンタル事業を題材に、顧客や企業の合理性を満たしながら、資源効率を高めるビジネスのあり方を追求致します。
■今後の展開
研究成果については改めて発表いたします。SSマーケットでは、作って捨てる「リニア型経済」を脱却し、「サーキュラー型経済」につながるバリューチェーンシステムを通じて、サステナブルな社会を実現できるように貢献してまいります。
■会社概要
社名:株式会社SSマーケット
代表取締役:星山 常進
東京本社:東京都八王子市子安町4-7-1サザンスカイタワー八王子6F
設立:2012年3月14日
事業内容:パソコンレンタルサービス「レンタルマーケット」の運営、LCM(IT運用管理)サービス、ドローンのレンタルサービス等
ウェブサイト: https://ssmarket.co.jp/
■本件に対するお問い合わせ
SSマーケット広報担当
https://ssmarket.co.jp/contact/